見和に調理師の専門学校があるということは前から知っていましたが
当然入ったことはなく、どういう学校なのかは知りませんでした。
梅ヶ丘通り沿いにある「中川学園調理技術専門学校」です。
地図で説明しましょう。
赤塚駅南口から国道50号方面へ向かい、
左手にローソンとジーユーのある交差点で左折すると、
「梅ヶ丘通り」に出ます。
校舎はハードオフ・オフハウス水戸赤塚駅南口店の隣にあります。
ここの前を通りかかったら、何やら看板が立っていたんですよ。
ん・・・卒業料理制作発表会?
面白そうじゃない。行ってみようよ!
というわけで、中川学園調理技術専門学校の
卒業料理制作発表会&学園祭2015に参加することとなったのです。(笑)
調理師の専門学校に来たのは初めてですが、さすがですね。一般の学校とは違います。
玄関前のウィンドウに調理器具や食材を展示しているんです。
さぁ、こちらが会場のようです。
まず1月31日は展示会なんですって。
生徒さんの作った料理を見て、気に入った作品に投票するそうです。
え、味見はナシなんですか!(かみさんががっかりしています。笑)
生徒さんの力作がずらっと並んでいるので見ていきましょう。
西洋料理
中華料理
これはかなりの労作ですね。
う~ん、美味しそう。
日本料理
左下の泳いでいる魚がかわいい。
オードブル
スィーツ
お菓子はどれも色が華やかですが、これも食べちゃうのかな。
こちらは留学生の作品。アルゼンチンやブラジルなど南米の国から来ているんですって。
笹にくるまってるのは何なんでしょうね?辛いのかな?
いやぁ~どれも味見できないのが残念!お昼ごはんまだなので、おなかが鳴ってます。(笑)
コーヒーの無料サービスで我慢しましょう。もちろんSAZAですよ。
おや、2月7日の学園祭は「学生レストラン」があるみたいです。
日本・西洋・中華料理を500円で提供するんですって。これは絶対行かねば!
というわけで、一週間後の2月7日に再びやってきたというわけです。
さぁ、今度こそ食うぞ~。燃える食欲リターンマッチ。(笑)
到着したのは昼近くでしたが・・・ええっ、ウソ!? 完売! ガーン・・・
(かみさんは再びショックで言葉を失っています。笑)
かなり早い時間に売り切れてしまったそうです。毎年大勢のリピーターがいるんでしょうね。
開場時間に合わせて来ないと食券は手に入らないと見ましたよ。
悔しいんで、中をのぞいてやりましょう。(笑)
[note]日本料理(640kcal)
小鉢:擬製豆腐
八寸:千草焼、鯖味噌煮、蟹真丈、三色串、鴨小袖焼、筍、雷蒟蒻、花蓮根、菜の花、花びら百合根、おろし和え
椀物:浜焼き鯛清まし仕立て、かぶ、花びら人参、柚子
ご飯:生姜飯、三つ葉[/note]
[note]西洋料理(1165kcal)
前菜:海老とほうれん草のムース、ミニ野菜サラダ、マスタードソース
スープ:クラムチャウダー
メイン:鴨のガランティーヌ トマトソース煮
パン2種類[/note]
[note]中国料理(1370kcal)
主菜:鳥唐揚げの甘辛炒め
副菜:海老とイカのチリソースパイ包み、クラゲのとびっこ和え、肉焼売
主食:五目御飯
スープ:野菜たっぷり塩スープ[/note]
いやぁ~悔しいです。デザートに杏仁豆腐まで付いて、どれも500円ですから。
来年は早めに手を打つことにしますよ。(笑)
隣の建物でお菓子を作っているようなので見ていきましょう。
みなさん楽しそうでしょ?
今回の学園祭では食べるだけでなく、学生による調理技術実演、調理や製菓の体験、
サッカー日本代表チームの公式料理人西芳照氏の講演、カフェ・バリスタデモ、
世界の地域の料理紹介といった催しもありました。
こちらは留学生の方です。
来場者の数の多さから言っても、地元の人の間では人気行事なのだと思いますが、
学校の活動を紹介する良いPRですよね。
今回の展示会と学園祭で中川学園がどういう学校なのか理解が深まりました。
講師陣には水戸京成ホテルやプラザホテルの料理長やル・コルドンブルーの教授など
県内外の一流ホテルやレストラン、料亭、菓子店などの料理長やシェフが名前を連ね、
日本料理、西洋料理、中国料理、製菓、製パンなどの技術を教えているんですって。
卒業生の就職先も県内だけでなく、都内や全国に広がっているようです。
そういえば、水戸の「ノラズカフェ」のシェフもここのOBでしたよね。
料理人の道は厳しいと思いますが、自分がつくったものを提供して
人に喜んでもらえる仕事ほど素晴らしいものはないと思います。
学生のみなさん、頑張ってください。
そのうちどこかでみなさんの料理をいただく機会があるかもしれませんね。