トロマル古河デ蚤の市@古河総合公園パークフロント

古河市は茨城県の西端、渡良瀬川沿いにある街です。

その名前は万葉集にも登場するくらい古く、平安時代には製鉄や窯業が盛んに行われ、
奈良時代には渡良瀬川の渡し場として、その後は城下町・宿場町として栄えたそうです。

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古河市

 

古河は茨城県でも、僕が住む水戸から80km以上離れていて、
車で行こうと思ったら、間に立ちそびえる筑波山を迂回して、
筑西や結城からまわるか、土浦・下妻経由で行くしかありません。

さらに茨城県なのに、古河には常磐線も常総線も水戸線も通っていないため、
電車で行こうと思ったら、いったん東京か栃木へ出るしかないのです!

したがって、茨城県民、特に僕みたいに県央や県北に住んでいる人間が
古河へ行こうと思ったら、かなりやっかいなんです。

古河の人も茨城県庁へ行く用事とかで、水戸へ出ようと思ったら、かなり大変でしょうね。

なぜ古河がこんなに遠いのか、歴史を調べてみると、
古河と水戸では、そもそも街の成立が異なっていることがわかりました。

明治の廃藩置県まで、茨城県は「常陸国」と「下総国北部」に分かれていて、
水戸は常陸国、現在の古河の辺りは下総国北西部に属していたそうです。

もともと「別の国」だったので、インフラが異なっていても当然ですよね!

それと、あっちは関東足利氏(古河公方)で、こっちは佐竹氏や徳川御三家。

というわけで、一度も行ったことがなかったのですが、古河には
個人的にちょっとした縁があり、興味がありました。

古河出身の女性と付き合ったことがあるからです。(笑)

彼女と話していると、同じ茨城県でも、
古河と水戸では環境が違うと感じたのを覚えています。

何が違うのかというと、古河は茨城県内の他の地域よりも
他県とのつながりの方が強い地域といった感じでしょうか。

たとえば、「首都圏」という言葉には茨城県も含まれますが、
「東京圏」とか「東京都市圏」という場合、事情が異なってきます。

「東京圏」は、都心から50km~70kmの範囲、
電車で楽に移動できる範囲を指しますよね。

ですから、茨城県内で「東京圏」と言えば、
取手や守谷、最近の筑波あたり(?)を指すと思いますが、
古河も東北本線を使えば上野まで約1時間。

都心まですぐに出られますから「東京圏」です。

水戸は最近アクセスが格段に良くなりましたが、
それでも高速バスで約1時間30分~2時間、特急で1時間、
普通列車で2時間以上もかかります。

中には水戸から東京まで通勤している人もいるとはいえ、
「東京圏」というにはちょっと遠いですよね。

また、古河は渡良瀬川を超えれば埼玉、ちょっと北へ行けば栃木です。
聞くところによると、古河から栃木や埼玉の高校へ通う子も多いそうです。

僕が付き合っていた人は、生家が古河市内で商売を営んでおり、
古河で生まれ育ち、大学は都内の美大だったそうです。

絵がとてもうまく、美的センスのある人でしたが、
古河の話になると、あまり興味がなさそうでした。

古河は茨城県だけど、どこにも属していないような・・・

実際、古河に住む人の中には、古河は栃木県や埼玉県に属すると
思っている人もいるそうですが、こういった地域性を考えると、当然なのかもしれませんね。

というわけで、古河へ行ってみたいと思っていたのですが、
なかなか機会がなく、距離とアクセスの悪さに断念していました。

で、「トロマル」というイベントが古河で開かれるという情報が入ってきたので、
行くにはいい機会かもしれない、と思ったわけです。

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まず「トロマル」という言葉に興味がわき、何なのか知りたくなりました。

「トロマル」とは、ドイツ語のトローデルマルクト(古物市)の略。
古道具や雑貨、古着、古書、アンティークなどが並ぶ「蚤の市」なのだそうです。

どんな蚤の市なのか気になりますよね!

では、4月19日(日)に古河総合公園パークフロントで開かれた
「第1回トロマル古河デ蚤の市」の様子をご覧に入れましょう。

〒306-0041 茨城県古河市鴻巣399ー1古河総合公園

古河総合公園 茨城県古河市鴻巣399ー1

第1回トロマル古河デ蚤の市(2015年4月19日 10:00~15:00)

というわけで、水戸からはるばる「トロマル」に参加したのですが、
いやぁ~遠かった。国道50号線を主に使って、2時間以上かかりました。

会場の「古河総合公園パークフロント」に到着すると、
予想していた以上の来場者の多さにビックリ。

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僕みたいに県内から来た人だけでなく、千葉、東京から来た人も多かったようで、
来場者の年齢層は比較的若かったように思います。

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約70軒の古物店や飲食店などの店舗が出店したとか。

古河市や茨城県内のお店だけかと思っていたら、
都内や埼玉、栃木、群馬からも出店していて、規模の大きさにまず驚きました。

僕はアンティークや古道具などが好きですし、
「蚤の市」や野外イベントなどによく出かけます。

ここには、古いものが好きな方にはお馴染みの「有名店」も参加しているので、
ご存知のショップの名前があると思います。

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アンティーク・古道具・古着・雑貨・家具

茶箱と茶器の大島清吉商店(古河市)
FREAK’S STORE古河店(古河市)
Sändmänn / ザントマン(古河市)
Re-born(古河市)
3bansen(古河市)
Vintage furniture GUILD(古河市)
ゆずりは(古河市)
Plum(古河市)
古着屋 Fujimiyell(古河市)
古美術 大正館(古河市)
Jammy(古河市)
マミーコンチネンタル(古河市)
リサイクルショップつくば(古河市)
Nouvelle Classique(古河市)
半斤八兩(古河市)
ぷちよろ庵(古河市)
古玩 游古(古河市)
GATCHA(古河市)
kajiguin(古河市)
星座を歩く(古河市)

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evergreen(古河市)
雀自動二輪(古河市)
臼井商店(古河市)
BACK YARD(茨城町)
Toneriko(水戸市)
骨董屋 川野邊(水戸市)
REMADE(土浦市)
SONOTA(つくば市)
ゆまめ(つくば市)
ハイカラ堂(日立市)
レトロブチックコフィ(笠間市)
Little cu(笠間市)
間々田浩平商店(筑西市)
チャンプル・コーナー(下妻市)
ポラーノ広場(結城市)
CO×LABO ANTIQUES(館林市)
kupica(練馬区)
L’atelier Brocante(高崎市)
マッハ商会(館林市)
Liebe(幸手市)

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shoes repair hinoto(幸手市)
夏炉冬扇(行田市)
メルツ(春日部市)
Little Bee(羽生市)
仁平古家具店(真岡市)
雑貨屋マメチコ(真岡市)
ハナメガネ商会(益子町)
analog books(日光市)
ツクモ豆(栃木市)
SETT F. (佐野市)
家・貨・屋(佐野市)
noeud(宇都宮市)
TrunkBooks(宇都宮市)
ぴ-Garden(市貝町)
FLOUR BASE105(栃木市),
ドラワダデパートメント(小山市)
オークヴィルホームズ(野木町)
ドラワダデパートメント(栃木県)
RKM(東京都練馬区)

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茨城に住んでいる方なら、水戸のBACK YARD、Toneriko、骨董屋川野邊
はおなじみですし、つくばのsonotaや笠間のLittle cuなども有名ですよね。

宇都宮のnoeud(ヌー)は、カフェや雑貨、パン屋などが並ぶ光ヶ丘商店街のショップ。

「東京蚤の市」でもおなじみの仁平古家具店やハナメガネ商会の名前なども見えます。

品数が豊富だったので、見ているだけでも楽しめましたが、
中には山のようにたくさん買い物した人もいたみたいですね。(笑)

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かみさんはevergreenというお店でカーディガンを購入。
ここは1000円くらいからあり、全般的に安かったです。

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僕はフランス古着やミリタリーのお店をのぞいていたのですが、気に入ったものがなく、

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筑西から参加されていた「間々田浩平商店」で、1950年代の礼服ズボンを買いました。

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ここは昔の金物や箱モノ、鉄モノ、金属・樹脂加工などを行っている会社で、創業が昭和9年!
いろいろ面白いものが並んでいますよ。

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僕が買ったズボンは、上の写真の右あたりに写っているやつです。
創業者の方が昔、東京のテーラーであつらえたものだそうで、ずっと蔵に眠っていたとか。
いわゆる「デッドストック」ってやつです。

生地がしっかりしたウールで、カットと縫製がフランスのヴィンテージ並に
洒落ていたので、気になって試着してみると・・・ピッタリ!

安くしていただきありがとうございました。末永く大事にはかせていただきます。

最後にみんなで記念写真。はい、チーズ!いい笑顔ですね~!

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株式会社ママダコーキ
〒308-0021茨城県筑西市甲100 0296-24-0321

さて、お腹が空いたら、トロマル食堂へレッツゴー!
(さっきからかみさんが鋭い視線を投げかけてきているんです。笑)

古河の飲食店が圧倒的に多いのですが、知らないお店ばかりなので新鮮!
それなりに名前の知られたとこばかりみたいですよ。

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imbiss Sändmänn(古河市)
カフェ アップス(古河市)
レストラン コルシカ(古河市)
ocha-nova(古河市)
Mar^che(古河市)
シロンス(古河市)
Joyce cafe(古河市)
ドラヤキワダヤ(古河市)
茶舗 大島園(古河市)
杉本納豆(古河市)
中華食房 天天(古河市)
オネトテ(古河市)
Bar38(古河市)
Fujimiyell(古河市)
穂月ほうずき(古河市)
かみふうせん(古河市)
intervallo(小山市)
チャイ屋ヨギー(佐野市)
FLOUR BASE105(栃木市)

散々迷った挙句、チキンに目がくらみ、小山市のintervalloを選びました。(笑)

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ここは水戸の七ツ洞公園のイベントや、まちなかフェスティバル、
マルシェドノエルなどにも参加するお店。

最近は「東京蚤の市」や「関西蚤の市」などにも遠征するそうです。
チキンもポテトも美味しい!ここはおすすめです。

食後は甘いものを頂きたいところですが、ダイエット中なので我慢我慢!

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他にも会場には「トロマル広場」が設けられ、
ゆる~い感じで、昭和の流しや昭和音楽、ファミコン音楽
といった、懐かしい音楽が流れていました。

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トロマル広場出演者
10:00〜豆腐屋まーぼー
10:30〜DJ FUTOSHI
11:00〜豆腐屋まーぼー
11:30〜板子マコト
12:00〜DJ FUTOSHI
12:30〜ララチコ
13:00〜DJ FUTOSHI
13:30〜板子マコト
14:00〜カワヴェリ名人(自己批判ショー)
14:30〜ララチコ

というわけで、すっかり満喫できた「トロマル」でしたが、
駐車場がかなり混雑していたので、車を停めるのにかなり苦労しました。

次回ここで開かれる時は、あらかじめ駐車場を探してから行った方が良さそうです。

でも、僕も含めて多くの人がこのイベントを楽しんでいて、途中小雨がぱらつきましたが、
会場は終始リラックスした和やかな雰囲気だったのがとても良かったです。

これだけ大規模な蚤の市が開催されたのも、古河だからなのかもしれませんね。

ここなら東京や埼玉、栃木から人が集まりやすいですし、
古いものが好きで、古いものを大切にする人が多い地域のように感じました。

時間がなかったので、古河の街を車でざっと流してみたのですが、
駅の西口方面に古い建物が多く残っていて、美術館や博物館、公園、
良い感じのカフェやアンティークショップなどがありました。

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古河の街は落ち着きがあり、お店の方も落ち着いて洗練された方が多かったように思います。

今度来る時は街をゆっくり歩いてみたいと思います。

最後に、トロマル実行委員会と協力店舗のみなさん、ありがとうございました!

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*11月29日に古河市内を会場に「トロマルプチ 古河デ蚤ノ市&マチメグリ」が開かれます。
そちらの情報はこちら

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