水戸クラフトビールまつり in 東照宮

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こんにちは、お元気ですか?

すっかり涼しくなって、今年は秋の訪れが早かったですね。
過ごしやすいので、僕はこの季節が一番好きです。

あんまり記事の投稿をさぼっていると、読者の皆さんに愛想を尽かされてしまうので、
新しい記事をUPすることにしました。(笑)

僕とかみさんは、水戸にいることが多いのですが、仕事の用事で県外に出かけることもあります。
最近は東京へ行く機会が増え、あちこち出歩いていました。

「県外編」として、そのうち記事をまとめてUPしようと思いますが、
今回の記事のはじまりは、東京の神田です。

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8月末の残暑の頃、僕らは神田神保町の古書店街をぶらぶらしていました。

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特に目当ての本があったわけではありませんが、古本屋街をぶらつくのが僕らは好きなのです。
この日はよく晴れて、格好のビール日和!道端にこんな看板が立っていて・・・

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おぉ、気が利いてるじゃない!と喜び勇んで横丁を歩いて行くと、なんとその日は店休日。

がっかりして、この日は違う店でベルギービールを楽しんだのですが、
クラフトビールってどんなビールなんだろう?と気になり、調べてみると、
「知恵蔵」にこんな解説が載っていました。

[note]クラフトビール(craft beer):
小規模工場で生産されたビールのこと。
1994年の酒税法改正により生まれた「地ビール」と同義に捉えられることもあるが、伝統的で高品質な「ビール職人による本格ビール」と考えられるものをクラフトビールと称し、差別化を図るようにもなってきている。
地ビールブームが終息した後、2012年頃から本名称が広まり、全国約200社による日本製品のみならず世界中のクラフトビールが注目されるようになった。
価格は一般に大量生産品より高いが、無濾過・非加熱処理での出荷、100種にも及ぶ製法の多彩さなど、既存のビールにない魅力があり人気が高まっている。
[/note]

なるほど。
ここ20年くらい、あちこちで「地ビール」がつくられるようになったのは知っていましたが、
「クラフトビール」という場合、伝統的で高品質なビール職人による本格ビール
というのがポイントなんですね。

で、水戸でも「水戸クラフトビールまつり2014 in 東照宮」が開かれるという情報をキャッチし、
行ってみようということになったわけです!

茨城県水戸市宮町2−5−13

なんと、8月28日(木)から8月31日(日)までの4日間にわたって開催されたんです。

今年で2度目の開催なんですって。水戸もなかなか粋なことしますね~。

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僕らは8月30日と31日の2日間にわたって参加することにしました。

(本当は30日だけの予定だったのですが、翌日もまた行きたくなっちゃったんですよ。笑)

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帰りのことも考えて電車で移動。水戸駅に着くと雲の多い中途半端な天気。
ビールを飲むにはちょっと涼し気かな。

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会場は・・・あ、看板持って立ってる人がいますね。

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さぁ、行くぞ!って、いきなりビールを飲んだら、酔がまわって大変なことになるので(笑)、
まずは腹ごしらえしましょう! 東照宮の近くに、いい店ができたんですよ。

サンドイッチカフェ&多国籍ダイニング バックパッカー
茨城県水戸市宮町2-4-35
029-306-8559

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あぁ~おいしかった! ここは大当たりでしたよ。バックパッカーの記事はこちら

今回は、「水戸クラフトビールまつり」がメインでした。(笑) さっそく行ってみましょう。

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駅前の赤い鳥居をくぐると、そこは・・・
戦後と昭和40年代の雰囲気が色濃く残るアーケード商店街。
そう、宮下銀座商店街です。

ここは昭和45年(1970年)に完成したそうで、僕と同じ年齢なんですね!
この年は旧丸井水戸店が開店した年でもあり、西友ストアー、東光ストアー、
高島屋などの大型店が市内に次々と出店した時期と重なるそうです。

つまり、戦後の水戸の街の商業的な発展の遺構(じゃなかった・・・笑)、
象徴とも言える場所なわけです。

現在の水戸の街を歩いていると、ダイエーや西武といった大型店は軒並み消え去り、
あちこちが歯抜け状態で、コインパーク化しているのが目立ちます。

でも、よく見るとそういう時代の変化とは無関係に、
マイペースに営業を続けている店があちこちにあります。

ここもそういう店がある場所のひとつ。

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10代から20代の頃は、薄汚れた場末のような感じがしてあまり好きではありませんでしたが、
今こうして改めて歩いてみると、良い感じにヤレてて、味がある場所ですよね。
そう感じるのは僕が年をとったからなのか、それとも時代が変わったからなのか。

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夜の虫・・・死ぬまでに一度入ってみるというのが僕の人生の課題のひとつですが、
今はまだ勇気が出ません。(笑)

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新しい店もちょこちょこできていますが、どこか宮下銀座風な感じがするのは
この場所の独自性が強いからでしょうね。

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お!ここは水戸のストリートファッションの総本山
あれは水戸のティーンエイジャーの世話役じゃないですか!

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もうかりまっか?
ぼちぼちですわ!
残念だけど、今日は買い物に来たんじゃないんだよね~。
うちも「クラフトビール祭り」参加してますよ! おひとついかがですか?
さすが勤続20年!考えときますわ。(笑)

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会場はこちら。(笑)

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結構賑わってるでしょう?

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食べ物も充実しています。

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さぁ、まずどれを飲もうかな。

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やっぱりこれでしょう。

茨城が誇る木内酒造の常陸野ネストビール

水戸や茨城の人には今更でしょうが、知らない方のために書いておくと、
木内酒造は、文政6年(1823年)に木内儀兵衛氏によって創業された老舗酒造元。

創業以来つくり続けられている「菊盛」は、国内外で数々の賞を授与してきました。

ビールの醸造は平成8年から始められ、「ホワイトエール」は
1998年、1999年のジャパンビアカップで2年連続金メダル
2000年と2004年ワールドビアカップ金メダル
2002年英国 The Brewing Industry International Awards金メダル及び部門総合チャンピオン
という高い評価を受けてきました。

つまり、水戸に来たら常陸野ネストビールを飲めってことです!

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今回は「地ビール飲み比べセット」。

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いやぁ~良い色してますね! ゴクゴクっと・・・

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つまみもほしいところ。

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こってり系もいいですが、ガーリックフランスなんて気が利いてますね!

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僕のお勧めは、肉のイイジマ

水戸で創業50年を誇る老舗の肉屋さんで、厳選された常陸牛を扱っており、
見和と見川で高品質なレストランとデリカショップを展開していることで知られています。

正直なところ、今回はここのつまみが一番美味しかったです。

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そして、森林公園の「森のシェーブル館」のチーズ。

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お腹が空いた方には、こんなラーメンもあります。デザートも茨城産!

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さぁ、2杯目はどうする? (実際は5杯目ですが!)
木内さんの隣にこんなブースがあったので、ずっと気になっていました。

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なんと、しもつま地ビール! 下妻に地ビールがあるなんて知らなかった。
9月27日にはビアスパークしもつまクラフトビール祭りが開かれるそうです。
そっちも行きたいなぁ~!

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さらに、世界のクラフトビールも50種類登場!

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これはもう飲み比べするしかないでしょう!

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やはりセットがお得! ゴクゴクっと・・・

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いろいろ飲み比べてみて、僕が個人的に一番気に入ったのはコレ。
しもつま地ビールゴールデンピルスナー。レモンのような香りと苦みが爽やかでとても美味しい!
水戸でも売ってないのかなぁ。これはほんとうに美味しいわ!

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今回の祭りは、もちろんステージイベントもいろいろ企画されています。
ジャズやポップスなどのライブ、津軽三味線、ベリーダンス、フラメンコ、フラダンス、
東照宮の雅楽と十二単の着付けなどなど、盛りだくさんな内容。

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これは「ほいさっさ」。

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若手の演奏もあれば、

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落ち着いた大人のグループの演奏もあります。
中央でウッドベースを演奏しているのは、赤塚の名店「道具屋シンエー」の方。
こんな粋な趣味をお持ちとは知らなかった~!

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こちらはフラダンスチームかな。

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リラックスしてとても良い雰囲気。

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お酒が入って話が弾むも良し

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早々と出来上がっちゃうのもまた良し。(笑)

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さぁ、天気も良いし、酔いざましにちょっと散歩してみましょうか。
宮町あたりは良さ気な店があちこちできてますね。ここのワイン飲み放題安くないですか?

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東京で見かけましたが、水戸にもシーシャ(水タバコ)を出す店ができたんですね。
面白そうだからちょっと行ってみようっと。(笑)

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どうやら東照宮の前から宮町2丁目へ抜ける裏道沿いにあるようです。
この辺は裏通りだから入ったことのない店ばかり。

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あ、ここは! 高校生の頃、前を通りかかるたびに、いつかおとなになったら・・・
って思っていたら、いつの間にか潰れちゃったんですね。
敗因はやはり、美人がいなかったことでしょうか? (笑)
(「どんな可愛い子がいるのか見たかったなぁ」って言ったら、かみさんの鋭い視線が・・・爆)

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ここが水タバコの店のようです。まぁ、今回はパスしましょう。散歩したいし。

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おや、その向かいで何かつくってますよ。

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市毛弓具店。ここは戦前からある、水戸でも老舗の弓具店なんですって。
店のおじさんとおばさんとしばし歓談。楽しかった!読みたい方はこちらの記事をどうぞ。

ちなみに、この辺りは今でこそ普通の住宅街ですが、昔は特殊な地域だったんですよ。
現在は宮町2丁目という番地ですが、昔は「奈良屋町」と呼ばれていたそうです。

当時をリアルタイムで知ってるのは、恐らく現在80歳以上の方でしょうね。
つまり、戦前から戦後間もない頃の話です。

大洗出身の著者が書いた、この本にはそのことが説明されています。

赤線跡を歩く 木村聡 ちくま文庫

詳しいことは別の機会に譲るとして、僕が高校生の頃(1980年代)も、
サントピアの裏手に出ようとしてこの辺りを歩いていると、
(今は取り壊されてなくなりましたが)ちょっと変わった建物が立っていて、
ちょっと怪しい人が通りに立っていることがありました。

そのことを弓具店で話すと、おばさんが言うには、この坂の俗名は「お○ま坂」なんですって!

昔は、夕暮れ時になると、あの十字路の辺りにおか○が立っていて、
それで「○かま坂」と呼ばれるようになったとか。(笑)

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今は「スタミナ冷し普及会」の布教活動が盛んなようですね。(笑)

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ビールが入ってるせいか、どうもおかしなものが目に入ってきます。(笑)
ど~しちゃったの君ぃ!

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他にもいたんだ!君たちも飲みすぎかい?

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と、思えばこんな店もあるし、水戸の裏通りもずいぶん変わってきたんですね。

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かみさんとふたりで、あてもなく芸術館通りを歩いています。

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知らないお店がいろいろ並んでますが、週末なので大半が閉まっていて人通りも少ないです。
これは一度バー・バル・バールに参加しないといけませんね!

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いつもは遠く感じる道のりも、足取り軽く、アッという間に泉町に到着。(笑)

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ここは黄門祭りで見つけた「カフェrin」。

茨城県水戸市泉町2-2-37
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中に入ると、ビールのせいか、イスの色が目に鮮やか。

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ここはトアルコトラジャのマイスター認定店らしく、コーヒーも紅茶も丁寧に淹れてあって美味しいです。

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懐かしい絵本や漫画、小説などが置いてあり、
お茶を飲みながら、のんびりするにはもってこいの店ですが、

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欲を言えば、奥の中庭がオープンテラスだったらもっと素敵なのに・・・と思います。(笑)
(店主の方、これを読んだら、ぜひ御一考を!)

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表に出たら、いつの間にか暗くなっていました。月がいい感じ。

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じゃ、歩いて会場まで戻りますか!

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こりゃ、次回は絶対バー・バル・バールですね。(笑)

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お、ここにも月が!

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いよいよ最後のグループの演奏のようです。トリを務めるのはGimlet。

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水戸はジャズグループの活動が盛んみたいですね。初めて聞きましたが、なかなか見事でしたよ。

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夜の水戸の街にジャズの音色がしっくり馴染んでいます。

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楽しかったお祭もそろそろお開き・・・

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秋はイベントが続くようなので、どこかでお会いしましょう!それではまた、さようなら!

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水戸東照宮
〒310-0015 茨城県水戸市宮町2−5−13

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